モーターを冷やす


photo credit: Popsicles in Ice Cooler Food via photopin (license)

電気というのは、電気が流れる部分の抵抗の大きさによって発熱量が変わってきます。
また、電気を流す物質温度が高ければ高いほど、発熱量が大きくなる傾向があります。
特に夏場は、外気温と電気を流すことで発熱してしまったモーターが、かなりの高温となることがあります。
この高温状態は、トラブルの原因になってしまいます。
暑さ対策としては、物質温度を下げる方法が有効かつ一般的です。

モーターは高温になってしまうとパワーダウンしてしまう「熱ダレ」という症状に陥ります。
これはモーターの発熱でマグネットの磁力性能が損なわれたことによって発生する現象です。
この「熱ダレ」を防ぐには、主に2つの方法が考えられます。

ヒートシンクを使う
一番簡単なモーターの冷却対策として、モーターにはめ込むだけのヒートシンクを使う方法があります。
熱伝導に優れ軽量なアルミ素材が使われることが多いようです。
モーターの表面積を増やして熱を放出しやすくするのが主たる目的ですが、値段も手頃で見た目もカッコ良くなるので装着率の高いパーツの一つです。
冷却効果は★★★☆☆

クーリングファンを使う
モーターの近くに小さな扇風機状のものをつけて、強制的に空冷してしまおうというパーツです。
多少の配線や、取り付け加工が必要ですが、常時にモーターに風をあてることができる為、非常に効果的なアイテムといえます。
使用電力や重量も僅かなので、走行時間やバランスにあまり影響を与えないのも魅力です。
冷却効果は★★★★★

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